日立市の茂宮特産物研究会はこのほど、地域ブランドの「茂宮かぼちゃ」100箱を
同市大和田町の農産物直売所「旬味満菜館」で限定販売した。
化粧箱入りで贈答用にも使えるため、数日で完売するほどの人気を呼んだ。
「茂宮かぼちゃ」は、日立市南部の久慈川と茂宮川に挟まれた
茂宮町一帯で栽培されている。品種名は「錦芳香」。
粘土質の肥沃(ひよく)な土壌で育て、ほくほくした食感とねっとりとした甘味が特徴。
栽培農家は30戸。栽培面積は10ヘクタールほどで、低農薬・ミツバチ交配で生産する。
一部を日立市や水戸市の市場に出荷するほか、地元で直売する。
化粧箱での販売は、日立市の地域ブランド推進協議会の協力で実現した。
同研究会で厳選したものだけを箱詰めし、ラベルに通し番号を印刷し、
生産者が分かるよう工夫した。
旬味満菜館では「販売が終わっても問い合わせがあり、大変好評だ。
来年も、期間限定で販売したい」と話している。
ソース:日本農業新聞
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=6552