渡島管内森町が05年に発注した消防防災センターの建設工事の入札で談合が行われたとして、
道警捜査2課は16日、競売入札妨害(談合)容疑で、中堅ゼネコン「東急建設」(東京都渋谷区)
札幌支店の元副支店長、菅沢利昭(60)=札幌市南区真駒内▽同営業部長、桐井秀行(55)
=同市清田区平岡9の3=と、森町最大手の建設会社「星組渡辺土建」社長の渡辺英明(56)
=函館市柳町=ら6容疑者を逮捕した。今後、町幹部が関与した官製談合についても慎重に捜査する。
このほか逮捕されたのは、東急建設札幌支店建築部専任部長、川本末男(58)=札幌市西区西野14の8
▽同営業部次長、中田務(59)=北広島市東共栄3▽会社社長、藪下宏一(61)=函館市松陰町の
各容疑者。
調べでは、6人は05年9月28日に実施された指名競争入札で、東急建設と星組渡辺土建の2社が
落札できるよう共同企業体(JV)を組み、同月下旬に入札に参加する他の業者と応札価格などを調整して
談合した疑い。
渡辺容疑者は容疑を大筋で認めているが、藪下容疑者は「談合に関与はしたが、具体的に何をしたかは
覚えていない」と一部否認している。
この入札は両社で組むJVが約5億3098万円で落札した。予定価格は5億4190万円で、落札率は
97・98%の高率だった。
これまでの調べで、当初は渡辺土建が別の地元業者とJVを組む予定だったが、入札直前に東急建設と
組み直したことが判明。入札直前のJV組み替えは異例で、談合を疑う声が地元で上がり道警が捜査を
進めていた。
道警は今年4月、東急建設の幹部や渡辺土建の社長ら地元業者に加え、町職員や湊美喜夫町長(79)からも
任意で事情を聴取。その中で一部は談合へのかかわりを認め、町側からJV組み替えを指示されたことを
ほのめかすなどしていた。
▽ソース:毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20080717hog00m040002000c.html スレッド作成依頼スレより依頼がありました。
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1213865805/450