【社会】飛騨牛お中元商戦苦戦 名古屋の百貨店前年割れ

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1お元気で!@釣りチルドレン19号(080731)φ ★
 岐阜県養老町の食肉卸小売業「丸明(まるあき)」による偽装が発覚したブランド和牛「飛騨牛」が、
ピークを迎えたお中元商戦で苦戦を強いられている。名古屋市中心部の百貨店ではそろって売り上げが
前年割れし、イメージダウンしたブランドを敬遠する消費者の傾向が顕著だ。

 しゃぶしゃぶ用のロース肉などをカタログ販売する名鉄百貨店(名古屋市中村区)。飛騨牛は
精肉コーナーの定番の一つで、今年も6月1日から申し込みを受け付けたが、丸明の偽装が発覚した
下旬以降、キャンセルが出ている。

 「精肉を毎年贈られるお客様にキャンセルがあったようだ。口に入るものだけに反応は敏感」と
広報担当。「昨年にせの名古屋コーチンが出回っていると指摘された影響もあってか、精肉部門の
売り上げは全体的に下降気味」という。

 名鉄百貨店の中元商品を扱う吉田ハム(本社・岐阜県大垣市)は1935年創業の老舗(しにせ)。
丸明との資本関係などは一切ないが、同じ岐阜県で、社名が丸明の社長の姓と同じため、勘違いした
在京のマスコミから問い合わせが殺到し、騒動に巻き込まれた。

 吉田ハムは飛騨牛ブランドが確立される前から、同じ名称で商標登録した先駆者でもある。古川俊夫常務は
「名付け親ではあるのですが……」と苦笑する。

 お中元商戦では、名鉄百貨店以外にも大手量販店やコンビニチェーンなどと取引がある。今期は売り上げ
1割増を目指していたが、外食チェーンから「信用の落ちた飛騨牛は扱えない」とカタログ販売の中止を
通告されるなどキャンセルが相次ぎ、これまでのところ前年並みにとどまっている。古川常務は
「キャンセルされた分を販路拡大で補っている」とため息をつく。

 三越名古屋栄店(名古屋市中区)は全国統一のお中元カタログとは別のローカル枠で、飛騨牛を昨夏から
加えたばかり。「地元の食材などを積極的に扱っていこうと自信を持って採用した矢先。全体から見れば
ウエートは低いが昨年より伸びがなく、正直痛い」と精肉担当者は話す。

 ギフトセンターでは、格下の肉を飛騨牛と偽装した丸明の問題を機に、精肉コーナーに並ぶサンプルに
「『飛騨牛銘柄推進協議会』で証明されている肉質等級『3等級以上』のものを使用しております」と
明記したステッカーを張り、PRに苦心する。

 だが消費者の反応は冷ややかだ。お中元探しをしていた名古屋市中区の60歳代の主婦は「表示って信用
していいものか。デパートでも、大丈夫なのかしら、と思ってしまう」。愛知県日進市の主婦(48)も
「飛騨牛はイメージが悪い。贈答品だからあえて騒ぎになったものは選びませんねえ」と、松阪牛の
冷しゃぶセットを手に取った。

 日本郵政グループの郵便局会社も6月下旬、全国各地の特産品を届ける「ふるさと小包」で、丸明の商品の
販売中止を決め、他社の代替品を発送する対応に追われた。

 消費者の飛騨牛離れに、地元・岐阜の食肉業界は危機感を強めている。岐阜県食肉事業協同組合連合会は、
組合員の意識向上を図ろうと今月9日まで県内各支部でセミナーを開き、食品表示などについて学んで
もらった。

 「肉の日」の29日から8月3日まで加盟店約160店で一斉セールを開く。飛騨牛千円以上の買い物客に
抽選で温泉旅行や食肉ギフト券などが当たる企画を用意した。事務局は「生産者、消費者に迷惑をかけた。
飛騨牛20年の歴史の中でこうした企画は初めてで、赤字覚悟です」と話す。

ソース:朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0712/NGY200807120011.html
2名前をあたえないでください:2008/07/12(土) 18:05:34 ID:qADMk8BD
丸明のせいで飛騨牛の価値なんて無くなったものな。
腐った肉を混ぜたり、
等級を誤魔化したり、
BSE肉混入疑惑ってのも出てたし。

社長の兄貴が議員か何かだったし、
地域ぐるみって言われてもしょうがないよ。
3名前をあたえないでください:2008/07/12(土) 18:10:12 ID:+tpH7OON
飛騨牛と愛知w
4名前をあたえないでください
しょうがないか。
比内鶏もどこかのAFOのせいで信頼ガタ落ちだから。