NECはスーパーコンピューター(スパコン)の実効性能を高めるため、
アプリケーション(応用ソフト)開発の支援体制を拡充する。
高い業務知識を備えた専門技術者の育成を強化、納入先の研究機関などに
配置するソフト技術者のスキルを向上させ、今後2、3年で専門技術者を現行比
4割増の70人程度に増やす。併せて、スパコンの性能比較のベンチマークとして、
実用アプリケーションによる実効性能を重視した評価指標「HPCチャレンジ」を取り入れる。
解析シミュレーションなどの一般的な技術サポートに加え、アプリケーション開発を通じて、
スパコンによる研究活動の支援に踏み込む。
先駆モデルとなるのは海洋研究開発機構のベクトル型スパコン「地球シミュレータ」。
日刊工業新聞 2008年07月10日
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220080710051bfaf.html