Microsoftのコード名「Midori」というWindows後のオペレーティングシステム(OS)に
関する筆者の記事は、この1週間でいくつかの興味深い反応と、新しいヒントと
なりうる情報を引き出した。
MicrosoftのMidoriは「Midori Linux」の取り組みであるとか、
軽量ウェブブラウザプロジェクト「Midori」の派生品かもしれないと
憶測するメモを送ってきた皆さんへ:筆者はこうした他社のMidoriプロジェクトが
MicrosoftのMidoriとは無関係だと考えていることを改めて申し上げたい。
MicrosoftのMidoriは、わずかに拾い集めた情報からすると、Microsoftの次世代OSであり、
現在「インキュベーション」中である――これはMicrosoft Researchの典型的なプロジェクトよりは
早期にローンチされる可能性があるが、「Windows 7」や「Windows 8」の必要性を除去するほど
早くはないことを意味する。換言すると、最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏が退任する
前だが(Ballmer氏自身は9年ほど先のことと述べていた)、2009年後期または2010年初期
(Windows 7の目標日程)以降のいつの日かデビューするかもしれないWindows以外のOSのことを、
私たちは考えているということだ。
先週も指摘したとおり、筆者の情報筋はMidoriが「Singularity」と何らかの関係があると述べていた。
SingularityはMicrosoft Researchによる非WindowsベースのOSをいちから開発するという取り組みである。
Midoriは現存しているWindowsが究極の目的ではないということを実現させるものだ。Microsoftは
この先何が起こるかを考えずに、同社の主力商品のアップデートをただ提供し続けるようなことはしない。
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この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が
日本向けに編集したものです。
ZDNet japan 2008/07/08
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07microsoft/story/0,3800083079,20376751,00.htm