三重県四日市市が発注した海上航路ターミナル建設工事をめぐる汚職事件で、逮捕容疑となった
3件の工事は、収賄容疑で逮捕された国土交通省中部地方整備局の前課長芳野昇容疑者(52)が
自ら工事予定価格を積算していたことが分かった。
3件は、ターミナルの出入り口付近や、進入路となる国道23号や市道の交通安全対策のため、
滑り止めの舗装や区画線を設置する工事で、いずれも2006年3月に、贈賄容疑で逮捕された
井上峯夫容疑者(64)が社長を務める「井上組」が随意契約で受注した。
芳野容疑者は当時、経営企画部参事として同市に出向していた。本紙が入手した市の資料によると、
芳野容疑者はこの3件とも他の職員と2人で工事予定価格積算書を作成していた。
3件の工事とも井上組ともう1社が見積書を提出。井上組は芳野容疑者が定めた予定価格を、
それぞれ約13万円(予定価格約95万円)▽約11万円(同約96万円)▽約8万円(同約89万円)
下回る見積金額を示し、いずれも他社より安かったため、受注が決まった。
市によると、芳野容疑者は港湾事業に精通しており、行政職が多い市経営企画部内では数少ない技師。
ターミナル周辺の小規模工事でも、随意契約業務を中心となって担っていたという。
ソース:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008070790074941.html ※スレッド作成依頼スレッドで依頼がありました
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1213865805/226