総務省・情報通信政策研究所がこのほど発表した国内のブログに関する調査によると、
今年1月現在、ネット上で公開されている国内ブログの総数は1690万で、1カ月に1回以上
記事が更新されているアクティブなブログはそのうち約300万と、約18%に過ぎなかった。
調査は、国内の20のブログサイト・ブログ検索サイトを対象に記事のクローリングなどで実施。
15歳以上のブログ開設経験者に対して2月15日から18日にかけてアンケート調査も行い、
2351件の回答を得た。
アクティブブログは04年〜05年にかけて急増したが、その後は約300万で横ばいが続いている。
現在、1カ月間に開設されているブログ数は40〜50万。
2001年1月以降に開設されたブログの総計(削除済みのものを含む)は累計で約2240万だった。
毎月の新規書き込み記事数は04年から05年にかけ急増。その後はやや減少傾向で、
近年は4000万から5000万程度だ。
国内ブログの記事総数は13億5000万件、データ総量は約42Tバイト(うちテキストは約12Tバイト)。
ブログの総データ量は、記事数や画像、動画の増加に伴い、毎月1.6Tバイト前後増えている。
アンケートから抽出したブログの開設動機は、自己表現(30.9%)、コミュニニケーション(25.7%)、
自分の情報を整理・蓄積するアーカイブ(25.0%)、収益(10.1%)、社会貢献(8.4%)の順で多かった。
スパムブログの内容は、多い順に販売誘導系(38.3%)、アフィリエイト収入目的(17.1%)、
アダルト・出会い系(7.0%)。
(各統計画像はソース元をご確認ください)
ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/04/news050.html