【岩手】県の水門土木工事契約で議会が継続を審議 指名停止業者と締結は「おかしい」

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 県が釜石市で予定している水門土木工事について、県議会の県土整備委員会は3日、
「国の指名停止処分を受けている業者と契約を結ぶのはおかしい」と、契約締結の付託議案を
全会一致で継続審議にした。委員からは「入札の運用基準に問題がある」といった指摘が相次いだ。

 工事は、津波対策のため、釜石市唐丹町で河口に水門と堤防を設ける県の整備事業。
4月17日に一般競争入札があり、5月1日に盛岡市の高弥建設が代表となった2社で構成する
JV(共同企業体)が落札した。契約金額は約4億8400万円。

 しかし、高弥建設は4月21日、国が発注する宮古市松山の道路改良事業で作業員が
左足を切断する労災事故を起こし、国は6月25日から同社を1カ月間の指名停止処分にした。

 県の「指名停止等措置基準」や運用基準によると、県以外が発注した事業の場合、
労働基準監督署や警察が責任者を逮捕、書類送検しなければ県は処分できないという。
県土整備部の佐藤文夫部長は委員会で「国の指名停止後、安全管理を徹底するよう文書で
注意した」と説明した。

 一方、委員からは「(議案が可決し)本契約を結べば、処分が出ても解消できない」
「文書で注意するだけで十分なのか」といった指摘が相次いだ。【山口圭一】


毎日新聞 2008年7月4日 地方版
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080704ddlk03010019000c.html

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小沢が絡んでるのかな?