【中国】華南トラ写真　やはり捏造、陝西省当局が非を認める

中国の陝西省政府は２９日、同省鎮坪県の猟師、周正竜氏（５２）が昨年１０月に撮影した野生の
華南トラの写真が捏造（ねつぞう）であることを記者会見で発表した。周氏はすでに公安当局に
詐欺容疑で身柄拘束され、「写真は本物」と認定した同省林業庁の幹部ら１３人の免職などの処分も
同時に発表された。昨年秋からネットやメディアを巻き込んで展開した「真（しん）贋（がん）大論争」は、
地元政府が全面的に非を認める形でようやく決着した。

陝西省公安当局の調べでは、周氏は地元政府から報奨金をだまし取ろうとして、昨年１０月、市販のポスター
からトラの形に沿って縦２７センチ、横３５センチのパネルを作り、鎮坪県の山中の草むらにこれを置いて
計７１枚の写真を撮影した。その後、「絶滅したといわれた野生の華南トラを発見した」として、写真を同省
林業庁に提出し、賞金２万元（約３０万円）をだまし取った疑いが持たれている。周氏はすでに容疑を全面的
に認めているという。

同省林業庁の副庁長朱巨竜氏ら１３人の幹部は、「ずさんな鑑定をし、捏造（ねつぞう）写真を本物として
公表し、政府の信用を傷つけた」などとして免職などの処分を受けた。この事件をずっと追っていた中国人
記者は今回の発表について、「世論が政府の発表を覆した革命的な出来事」と興奮気味だ。
(続きは>>2-10)


画像
http://sankei.jp.msn.com/photos/world/china/071023/chn0710232013002-p1.jpg

MSN産経：2008.6.29 19:35
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080629/chn0806291936000-n1.htm

(>>1の続き)
きっかけはネットの書き込みだった。同省政府が昨年１０月、「４３年ぶりに野生の華南トラが発見された」
として写真を公表した直後から「野生にしては太りすぎ」「至近距離での撮影なのに、全く反応しないのは
おかしい」などと写真の不自然さを指摘する書き込みが殺到。中国科学院の植物学者、傅徳志氏も自らの
ブログでトラの体と周辺の葉っぱの大きさのアンバランスさを指摘し「学者の名誉をかけて写真は捏造だ」と
断言し、写真の真贋をめぐり、大論争が展開された。
陝西省当局は「専門家チームの鑑定の結果なので、写真は本物だ」と強調。同省の地元紙「華西都市報」
なども本物と主張し続けた。

これに対し、同省政府の影響力が及ばない広東省や北京市の新聞は、偽物説をとり、「華南トラの自然保護区
が認定されれば、国から２０００万元（約３億円）の資金投入が期待されるなど巨大な利権がある」などと
報じ、「利益のために良心を売った」と、陝西省林業庁を厳しく批判する記事なども掲載した。
それでも、頑なな態度を取り続けた同省政府が、今回突然、写真捏造の真相を発表した理由について、ある
中国人記者は「７月初めに行われる五輪の聖火リレーにあわせて全国から大勢の記者が陝西省に入る。
華南トラの話題がマスコミで再び加熱し、陝西省政府は恥をかきたくないからでしょう」と話している。

墓穴に入らずんば虎児を得ず

たかが30万円もらうために死刑か

またか

稚拙な方法で騙される知能指数の低さ・・笑えよ。

これはいい予定調和

バカクセ