日本かつお・まぐろ漁業協同組合(日かつ漁協)など日本、中国、韓国、台湾の遠洋マグロ業界団体が27日、
東京都内で会合を開き、休漁の実施で合意した。
燃料高と魚価の低迷でマグロ漁の採算が悪化しているためで、4カ国・地域で協力して対応することにした。
会議では、燃料高騰で世界的に漁業者の経営が厳しくなっている現状を踏まえ、メバチマグロや
キハダマグロなどの休漁と、各国・地域の当局にマグロの資源管理を働きかけることなどで合意した。
休漁期間や時期は、それぞれ事情が異なるため各団体で決める。
日かつ漁協には約290隻が所属しており2割程度を目標に休漁を検討中。
来月上旬には休漁期間などを決める方針だが、数カ月程度の休漁となる見込み。
約390隻が所属する台湾の団体は既に約200隻が休漁しているという。
東京・築地市場では台湾船の休漁の影響などで、メバチマグロなどが3月下旬に比べ2割前後値上がりしている。
ソース
http://mainichi.jp/select/world/news/20080628k0000m020153000c.html