【社会】暴行被害の過去ある妻よそに 強姦未遂を犯した男の供述

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 「嫁も過去に暴行を受けたことがあります」。

女子高生に対する2件の強姦未遂罪で起訴された被告(23)は、25日に
東京地裁で開かれた初公判で、こう供述した。

しかし、犯行動機を「自分の欲を抑えきれなかった」「軽く考えていた」などと話す被告の態度は、
妻への思いやりがどれだけのものだったのか、疑問を抱かせた。

 起訴状によると、被告は4月14日夜、東京都板橋区の路上で、帰宅途中の女子高生の口を
後ろからふさぐなどして乱暴しようとしたが、女子高生が大声で叫んだためそのまま逃げた。
3日後の17日夜にも、同区の路上で別の女子高生を「殺すぞ」などと脅した上、
近くの駐車場に連れ込んで乱暴しようとした。

 検察側の冒頭陳述などによれば、被告はアルバイトを転々としていた。
昨年から同棲(どうせい)していた妻と今年3月に結婚。
犯行当時、妻は出産が近かったため実家に帰っており、被告は1人で過ごしていたという。

 逮捕後に長女が誕生し、妻の申し出で拘留中に離婚が成立した。
わが子を一度も抱くことなく、離れ離れになった。

弁護人による被告人質問では、妻の過去が明らかになった。

>>2へ続く

産経ニュース 2008.6.26 10:56
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080626/trl0806261101001-n1.htm
>>1の続き

 弁護人「離婚をつきつけて、逮捕後に一度も面会に来ない奥さんに対してどんな気持ちを持っている?」

 被告「同じ女性として許せないのだと思います。嫁も過去に同じような暴行を受けています。
    一緒に住んでいる男がこういうことをしたので、気持ちは分かります」

 弁護人「どんな暴行を受けたの?」

 被告「同棲を始めて、過去に暴行を受けたことを聞いたのですが、詳しくは聞いていません。
     聞いたときは『最低だ』と思っていましたが、その最低のことを自分がしてしまった」

 弁護人「長女が生まれたのに、まったく会えないことについては?」

 被告「せっかく生まれるというときにこんなことを…。娘にはしめしがつかない。
     娘が同じことをされたらと思うと、すごく後悔しています」


 時折、涙を流しながら、失った家族への思いを語る被告。
しかし、なぜ暴行しようとしたのかについては、「最低なことをした」「出産を前にストレスがあった」
などと繰り返すばかりで、詳しくは語らない。弁護人に続いて質問に立った女性検察官もその点を
厳しい口調で問いただした。

 検察官「こうした事件がみんなを傷付けることは普通、分かるのでは?」

 被告「何も考えずに行動していました」

 検察官「なぜこんな当たり前のことを考えなかったの?」

 被告「自分の欲に負けてしまいました。自分を制御できませんでした」

 検察官「取り調べで、性的な暴行や、無理矢理に女性と性行為をすることで興奮すると言っているけれど、
      それはなぜ?」

 被告「嫌がるところが興奮する。関係した相手に対して、自分が上に立った気分になれるからです」

 裁判長は被告の性癖に対する違和感を口にした。

 裁判長「暴行してみたいという気持ちが、普通の人とは違うと考えたことはありますか?」

 被告「欲だけなら誰でもあると思いますが、自分は行動してしまいました」

 裁判長は最後に、「どうすれば自分を制御できるのか、二度と行わないためには重要なことです。
     よくそこを考えるように」と被告を諭した。


 2人の被害者は今も、1人で外出できず、睡眠を十分に取れないなどの後遺症に苦しんでいるという。
過去に同じような犯罪の被害に遭ったという妻や、生まれてくる長女に本気で思いをめぐらせれば、
被告はこうした犯行をしなかったはずだ。

 検察側は「短期間に犯行を繰り返し、乱暴極まりない。被害者の受けた精神的苦痛は重大」
などと懲役5年を求刑。判決は7月16日に言い渡される。(大泉晋之助)


終わり。
4名前をあたえないでください:2008/06/26(木) 23:39:12 ID:xIdSDqYb
うっせー、懺悔は地獄でしろ
5名前をあたえないでください:2008/06/26(木) 23:44:47 ID:+7u2IpkE
奥さん可哀相…男性不信になるやろね
6名前をあたえないでください