秋田市保健所は26日、へいあん秋田(本社秋田市、岡本啓一社長)が運営する仕出し弁当店
「へいあんグルメ」=同市川尻町=の弁当を食べた男女7人が、病原性大腸菌O157による
食中毒にかかったと発表した。6人が入院、1人は通院している。同保健所は同店を同日から
4日間の営業停止処分とした。同店は25日から自主休業している。
同保健所や同社によると、昼食に同店の弁当を使っている市内デイサービス施設の10?80代の
通所者4人と、自宅に毎日宅配弁当を取り寄せている80代の3人が、腹痛や下痢、発熱などの
症状を訴えている。26日までの医療機関の検査で、このうち3人の便からO157が検出された。
7人は19日から20日にかけて、少なくとも1食は同店の弁当を食べていた。また同店の
調理担当者26人中1人の便からもO157が検出されたため、同保健所は同店が19、20の
両日に配達した弁当が原因食品と断定した。
ソース:さきがけon The Web
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20080626o