米フロリダ(Florida)州政府は、国立公園に指定されている同州のエバーグレーズ(Everglades)大湿地帯の
保護を目的に、砂糖生産大手の米シュガー・コープ(U.S. Sugar Corp.)の保有する広大な土地を貯水池として
利用するため、この土地を17.5億ドル(約1900億円)で購入することで暫定合意に達した。米メディアが25日、
発表した。
ワシントン・ポスト(Washington Post)紙によると、チャーリー・クリスト(Charlie Crist)知事は、オキチョビー湖
(Lake Okeechobee)からエバーグレーズへの水流を回復させることが狙いと述べた。今回の買収に関係する
土地は、18万7000エーカー(約760平方キロメートル)になる。
クリスト知事は、米大統領選の共和党指名候補が確定したジョン・マケイン(John McCain)上院議員の
副大統領候補の1人と言われている。
エバーグレーズ国立公園の面積はおよそ150万エーカー(約6000平方キロメートル)で、アラスカ(Alaska)と
ハワイ(Hawaii)を除いた米48州では、デスバレー(Death Valley)国立公園とイエローストーン(Yellowstone)
国立公園に次いで3番目の大きさ。
ソース(AFP BB News)
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