【医療/話題】じゃまな脂肪で再生医療 幹細胞実験、動物で成功

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1(o´・ω・)o ◆boushi.XR6 @釣りチルドレン30号(080731)φ ★
おなかの脂肪から、様々な細胞になりうる幹細胞を取り出して心筋梗塞(こうそく)や
肝臓病を治療することに、大阪大や国立がんセンター研究所のグループが動物実験で成功した。

脂肪は採取しやすく移植時の拒絶反応も避けられる。
厄介者扱いされがちな脂肪だが、再生医療に利用しようと研究が広がっている。

大阪大未来医療センターの松山晃文・准教授らは、脂肪の中から
心筋や肝臓、膵臓(すいぞう)の細胞に効率よく成長する幹細胞を見つけた。
この細胞を、特殊な薬剤で心筋のもとになる心筋芽細胞に変化させ、心筋梗塞のラットに移植した。
治療しないと心臓の収縮率は30%に落ちたが、移植すると60%まで回復して4カ月維持した。

この幹細胞から肝細胞の塊をつくり、慢性肝炎のマウスに移植すると、肝機能が改善した。
膵臓のようにインスリンを出す細胞もつくり、糖尿病のマウスに移植すると、3週間にわたり血糖値が下がった。


同センターの澤芳樹教授は「動物実験を重ね、あらかじめ脂肪から幹細胞をとって
将来に備える細胞バンクをつくりたい。テーラーメード型の再生医療が目標」という。

国立がんセンター研究所の落谷孝広・がん転移研究室長らも、皮下脂肪から肝細胞をつくった。
肝臓でしか合成されないたんぱく質を14種類以上検出。肝臓を傷めたマウスに注射すると、
上昇した血中のアンモニア濃度が24時間後にほぼ正常に戻った。

ただ、肝臓は500ほどの機能があり、すべて回復しているかどうかは分からない。
メカニズムの解明もこれからだ。

落谷さんは「胚(はい)性幹(ES)細胞から肝細胞をつくる効率が低いのに対し、
必要な量を採取できる脂肪の利用に期待が集まっている。肝臓切除時に少量移植して
機能回復を促す補助的な使い方が考えられ、数年内の臨床試験をめざしたい」と話している。


ソース
http://www.asahi.com/science/update/0623/OSK200806230036.html
2名前をあたえないでください:2008/06/23(月) 17:55:43 ID:d8KWyQMN
あんまりやりすぎると後の世で笑われるぞ!!
昔、中国で水銀が薬だったように。。。
3名前をあたえないでください:2008/06/23(月) 18:05:54 ID:WadtOkU7
俺の腹の脂肪を実験用に提供します
4名前をあたえないでください
【幹細胞】iPS細胞を用い脊髄損傷のマウスの症状を改善=慶応大
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1198591170/
【医学】死んだラットの心臓に誕生直後のラットの細胞を注入し心拍を回復
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1200305747/
【遺伝子】細胞の運命決めるスイッチ 理研が遺伝子発見 再生医療に光
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1212150300/
【科学】ES細胞を心筋細胞へ成長促すたんぱく質発見-千葉大グループ
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1212646205/
【医学】マウス骨髄から特殊な幹細胞の採取に成功 慶大教授ら再生医療へ可能性
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1212412712/
【再生医療】iPS細胞、作製効率100倍に 米教授がマウスで成功
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1214208341/
【再生医療】じゃまな脂肪で再生医療 幹細胞実験、動物で成功
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1214209473/
【医学】心臓幹細胞の新たな発生源を発見、米研究チーム
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1214207870/