【岩手・宮城内陸地震】エコノミー症候群の兆候 避難住民6人に血栓

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1汗恥 ◆23.26/ob5w @釣りチルドレン26号(080731)φ ★
 岩手・宮城内陸地震で、岩手県一関市と宮城県栗原市の避難所にいる被災者6人の静脈中に、
エコノミークラス症候群につながる血栓ができていたことが、榛沢(はんざわ)和彦医師ら新潟大と
福井大の調査チームの検診で分かった。

 エコノミー症候群は、2004年の新潟県中越地震でも車中で寝泊まりした避難住民などに発症が相次ぎ問題化。
今回の検診は07年の新潟県中越沖地震の際の発症率とほぼ同じ8・5%だった。被災地では約300人が避難生活を
続けており、梅雨の季節も迎えて、避難住民の健康対策が課題となる。

 6人は、症候群の原因とされる車中泊はしていないが、調査チームは「体を伸ばせず、運動不足になりがちな避難所生活が
長引いているのが原因の可能性もある」としている。

 調査チームによると、検診は6月20日、岩手県一関市と宮城県栗原市の避難所計3カ所で、
計70人(平均年齢62歳)を対象に実施。検診で70代と80代の女性2人に浮遊血栓を発見、
4人からは血管に付着した血栓などが見つかった。このうち浮遊血栓は、血管を流れて肺などに
詰まる恐れもあり、特に注意が必要という。

 同症候群は長時間、座ったままの姿勢でいると発症しやすく、血栓で肺動脈が詰まり呼吸困難を起こしたり、死亡する場合もある。

 榛沢医師は、中越地震と中越沖地震でも同様の検査をしており、中越地震では約30%の避難住民に血栓が見つかり、
車中泊が少なかった中越沖地震でも約8%に血栓があった。

 榛沢医師は「防止するには避難所では運動や水分補給をこまめに行うことが重要」と呼び掛けている。

 今回の検診では、車中泊をしたと答えた被災者は1人いたが、血栓の発生はなかった。
宮城県などは避難所でエコノミークラス症候群の危険性を訴えるパンフレットを配布して注意を呼びかけている。

【エコノミークラス症候群】 長時間、同じ姿勢で座るなどしていたときに、足や腕がうっ血して静脈に血の塊ができる症状。
この血栓が血管の中を移動し、肺に入ると呼吸困難に陥り命にかかわることもある。2004年10月の新潟県中越地震では、
余震を恐れて自家用車に避難した人などに頻発した。旅客機の狭い座席で移動した旅行者に多く見られることで知られる。
屈伸運動したり、適度に水分を取ったりすることが予防になる。


そーす:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008062302000046.html
2名前をあたえないでください:2008/06/23(月) 02:33:39 ID:nsNGOIBi
田舎のミニバンとかワンボックス車は減税しろよ。
万が一の時宿として十分役に立つんだから。車重が重いせいでセダンとかより税金が
高くなる傾向だけど、いざと言う時の宿として考えてくれれば2割程度は減税すべき。
3名前をあたえないでください