国連食糧農業機関(FAO、本部ローマ)は21日までにミャンマーでのサイクロン被害に関する報告書を発表、
南部19自治体の水田の63%に当たる約78万3000ヘクタールが浸水したほか、最大85%の種もみが流出する
などの被害を受けたとして、各国に農業復興のため8300万ドル(約89億円)の拠出を求めた。
被害が大きかったのは南部エヤワディ、ヤンゴン両管区とその周辺地域で、浸水などのほか、農業に使う牛や
耕作用の資材を失い、約5万2000人が今年6月から8月にかけての期間に田植えができないと推定される。
また、米作と並んで重要な漁業でも、網などの漁具や漁船が失われたほか、2万7000人以上の漁民が死亡
または行方不明となるなど大きな被害を受けた。
ソース(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/080621/asi0806211017000-n1.htm