航空自衛隊防府北基地(山口県防府市)で、共済組合の担当者が、通帳切り替え
作業で連絡がつかない名義人の口座解約書類を勝手に作成、別の担当者がこの偽造
書類を使って167万円を着服していたことが19日、分かった。基地は同日、窓
口業務を担当し、書類を偽造した第12飛行教育団の女性空士長(26)を停職6
日の懲戒処分にしたと発表。着服した共済組合の女性主事(60)が3月27日付
で懲戒免職処分になったことも公表した。
空自の警務隊は詐欺容疑で主事を逮捕し、有印私文書偽造容疑で空士長を書類送
検したが、2人とも起訴猶予処分になったという。主事は全額弁済した。
基地によると、平成17年8月、防衛省共済組合のシステム変更に伴って通帳を
切り替える際、異動で連絡がつかない名義人の処理を空士長が相談。主事が偽造を
勧めた。空士長は着服に関与していないという。
ソース▽
MSN産経ニュース(2008.6.19 13:14)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080619/crm0806191316019-n1.htm