★福田内閣支持率22.0% 「問責受けるのは仕方ないと思う」7割近く FNN世論調査
FNN世論調査で、福田内閣の支持率は22.0%と最低記録を更新した。
15日までの2日間、全国の有権者1,000人に電話で行った調査によると、
福田内閣を「支持しない」人は、前回より2.3ポイント増えて61.3%、
「支持する」は1.8ポイント減の22.0%とだった。
これは、「ねじれ国会」の原点となった参院選直後の安倍内閣と同じ支持率となる。
今回、民主党が自民党を上回った政党支持率も、2007年8月以来の「与野党逆転」となる。
町村官房長官は「支持率(下落)については、毎回同じことしか申し上げませんから、省略します」と述べた。
福田首相への問責決議について、「福田首相が問責を受けるのは仕方ないと思う」人が7割近いが、
「タイミングが適切でない」とみる人も6割近い。
会見で、福田首相は「こなすべき案件は、こなしていかなければならない」と述べていた。
「今後、福田政権に最も期待する政策」では、「財政の無駄遣いの見直し」、
次いで「医療・年金などの社会保障」が、ほかを大きく引き離した。
後期高齢者医療制度では、政府与党がまとめた見直し策に「満足」な人は4.3%、
現行制度で「さらに見直すべき」とした人が、「廃止すべき」を上回っている。
また、動き出した「北朝鮮問題」への取り組みは、「評価しない」が6割を超えた。
民主・小沢代表は、会見で「福田首相は、その任にあらずと」と述べていた。
「いま総理に一番ふさわしい人」では、福田首相、小沢代表をあげた人はそれぞれ微減。
およそ5ポイント減らした小泉元首相を、麻生前幹事長が逆転した。
民主・鳩山幹事長は「G8のサミットを花道にして辞めるか、解散しなさい(という結果だ)」と述べた。
7月の北海道洞爺湖サミットの成果に「期待する」人は6割に迫ったが、衆院の解散総選挙を
そのサミット後の「2008年後半には行うべき」とする人は、ほぼ5割にのぼる。
FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00134877.html