NTTデータは16日、ソフト系技術者の人材派遣業に参入すると発表した。
事務系の人材派遣を得意とするフジスタッフ(東京・千代田)と8月に共同出資子会社を設立、
システムエンジニア(SE)など技術者を取引先企業向けに派遣する事業を始める。
NTTデータが保有する研修ノウハウを活用して技術者を集め、3年後に稼働350人、20億円の売上高確保を目指す。
新会社「NTTデータキャリアウェイ」(東京・千代田)の資本金は2億2500万円。
子会社のNTTデータシステムズ(東京・品川)が51%、フジスタッフが49%を出資する。社長は未定。
8月1日に設立し、同日から事業を開始する。派遣の範囲は当面、首都圏地区に限定する。
新会社はフジスタッフの技術者派遣部門の一部を譲り受け、当初は稼働技術者60―70人の体制でスタートする。
フジスタッフはIT関連の派遣を展開してきたが「独自では技術者集めに限界があった」(幹部)。
グループで約650の研修コースを備えるNTTデータに派遣のノウハウを提供して強固な関係を築く。
ソース
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080616AT1D1605416062008.html