自動車:ルマン24時間スタート 東海大チームは途中棄権
世界的な自動車耐久レース「第76回ルマン24時間」は15日、仏ルマン市の
サルト・サーキット(1周13.629キロ)で前日午後3時(日本時間午後10時)に
スタートした決勝レースが続き、アウディ(独)、プジョー(仏)の2チームが総合
優勝を激しく争う展開となった。学生中心で構成され注目された東海大チームの
鈴木利男、影山正美、黒沢治樹組は一時37位まで上がったが、スタートから約
19時間後にマシンがコース上でストップし、リタイアした。(パリ支局共同)
〇…初出場の東海大チームは186周目にコース上で動けなくなり途中棄権。
ハンドルを握っていた黒沢は「急に駆動が伝わらなくなり、進まなくなった。何とか
ピットまで戻ろうとしたが、駄目だった」と説明した。スピードを控える安全策で完走を
目指したが、序盤からブレーキなどにトラブルが相次いだ。修理を重ねてようやく走り
が安定していただけに、工学部教授の林義正監督は「つい速く走り過ぎた。マネジメント
の失敗」と原因を分析した。プロのドライバーとメカニックに、学生を加えたチーム構成。
進行状況把握などに携わった工学部4年の八田浩気さんは「ここまで長く走行できる
とは思わなかった」と感無量の様子だった。(共同)
ソース 毎日jp
ttp://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20080616k0000m050053000c.html