●注意 実況禁止 実況は専用の板で
http://news24.2ch.net/liveplus/ ★発生確率99%:必ず来る県沖地震 県内各地で防災訓練 /宮城
78年の県沖地震発生から30年を迎えた12日、住民や行政機関などによる防災訓練が
県内各地で行われた。近い将来に再発する確率は極めて高いとされ、仙台市の総合防災訓練だけでも
計約1万2000人が参加。真剣な表情でけが人の搬送や手当てなどに従事したほか、
女性のプライバシーに配慮した避難所の設営や障害者向けの避難訓練なども初めて行われた。
◇仙台で1万2000人参加 M8地震想定、避難所など設営
仙台市の訓練は午前7時に県沖を震源とするマグニチュード(M)8・0の地震が発生、
市内の一部では震度6強の揺れを観測したという想定でスタートした。
行政機関だけでなく、地元町内会や民間企業も参加。青葉区川内三十人町の町内会
「牛越親交会」のメンバー12人は午前8時に近くの公園に集合し、消防団員の指導に従い、
三角巾(きん)を使った止血法やけが人を担架で運ぶ方法を学んだ。
同町内会の鈴木真由美さんは「中国の地震も決して人ごとではない。
実際にやってみるのは、いざという時に必ず役立つ」と手応えを話した。
◇障害者向け訓練も
同市は今回初めて、身体障害者向けの訓練を実施。メーン会場の県スポーツセンター跡地(青葉区)で、
煙の充満する建物からの避難を体験した聴覚障害者協会の鈴木一事務局次長(65)は
「耳が不自由なので、方向を見失えば命にかかわる。訓練で慣れることが大切」と話し、
地震体験車「ぐらら」に乗った井上朝子さん(23)は「普段は車いすなので、ブレーキをかけないと
転んでしまう。一人では逃げられないので、どうやって助けを呼ぶか考えたい」と真剣な表情を見せた。
同区の立町小では、女性に配慮した避難所の設営訓練も初めて行われた。04年10月に新潟県で起きた
中越地震では、乳幼児のいる母親らから「人目が気になって母乳が出ない」などの声が上がったほか、
プライバシー確保のために車で寝泊まりし「エコノミー症候群」で亡くなる人もいた。
この日の訓練では、板材を使って更衣室や授乳室を設置したり、家族用のスペースを確保したりする作業に挑戦。
主婦の金野トキ子さん(67)は「女性にとって更衣室はとてもありがたい。
プライベート空間もリラックスできて落ち着く」と笑顔を見せた。
◇知事は自転車登庁
県は各市町村や山形県などと合同で「6・12総合防災訓練」を実施した。午前6時28分に
地震が発生したとの想定で、職員約230人が公共交通機関や車を使わず、徒歩や自転車で登庁。
午後0時まで、各地から寄せられた被害報告の処理を行った。
自宅から県庁まで約10キロを自転車で走ってきた村井嘉浩知事は「県沖地震は間違いなく起こると言われている。
県民の皆さんはきょう起きるかも、という心構えを持ってほしい」と呼び掛けた。(以下略)
毎日新聞
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080613ddlk04040677000c.html