12日午前9時ごろ、名古屋市昭和区藤成通4丁目のマンション建設現場で、
クレーンでつり上げていた鉄製の足場50枚が高さ10メートルのところで突然
崩れ落ち、真下で作業していた作業員2人を直撃した。同市守山区花咲台1丁目、
会社員矢田浩二さん(43)が胸をうち死亡、同市南区の男性(44)が軽傷を
負った。昭和署は業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。
調べでは、足場は長さ1.7メートル、幅50センチ、厚さ5センチで、1枚
15キロあった。5階部分へ運ぶため、矢田さんら2人が直径2センチのステン
レス製のワイヤで束ね、トラックの荷台からクレーンで持ち上げていて、高さ
10メートルのところで崩れたという。
マンションは15階建ての計画で、この日は作業員65人で午前8時半から建
設を進めていた。現場付近では矢田さんら2人と、クレーンの運転手の計3人で
作業していた。
ソース:asahi.com(2008年6月12日12時41分)
http://www.asahi.com/national/update/0612/NGY200806120001.html