世界各国のウェブサイトの中で、ユーザーが不要なネット広告やウイルス、スパムによる脅威にさらされる危険性が最も
高いのが香港のサイトであることが、米国のコンピューターセキュリティ関連ソフトウェア会社マカフィー(McAfee)の調査で
わかった。
マカフィーは、265か国の比較的訪問者数が多い990万サイトを対象に調査を実施。アドウエア、スパイウエア、ウイルス、
スパム、過度のポップアップ、ブラウザの異常終了などを招くエクスプロイト、問題サイトへのリンク、といった問題点の
有無をもとに各サイトをランク付けした。
その結果、香港のドメインである「.hk」を使用した全ウェブサイトのうち19%が、ユーザーのコンピューターに脅威を
もたらしうる「危険」なサイトと判定された。
香港に続いて危険性が高いのが、全サイトのうち11%が「危険」と判定された中国のサイト。ルーマニアとロシアのサイト
も「危険」と判定された。一方、最も「安全」と判定されたのはフィンランドと日本だった。
また、ジェネリックドメインで見ると、「.info」を使用したサイトが最も危険で、「.gov」が最も安全との結果が得られた。
香港と中国はかねてから、スパムメールの発生源と言われている。
ソース(AFP BB News)
http://feeds.afpbb.com/~r/afpbbnews/~3/2598789/3022309