横浜市旭区の市道で2006年11月、
市が定めた高さ基準より低い電線をトラックが引っかけ、
倒れた街灯の直撃を受けた父娘が死傷した事故を受け、横浜市は、
電柱に比べて強度が劣る街灯などについて、
柱の強度基準を設けるとともに、道路を横断して電線を張ることを原則禁止する
改正道路占用許可基準を、7月1日から施行する。
市道路局によると、街灯などの柱の新たな強度基準は、
道路からの高さが6メートル以下は最大瞬間風速50メートル、6メートルを
超える場合は同60メートルの風に耐えうる――としている。
街灯などを使って道路を横断する電線を張ることができるのは、
電線以外に電気供給手段がない場合に限り、
「道路から5メートル以上の高さに必要最小限の本数を張る」と定めた。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080610-OYT8T00055.htm