★みやぎ生協 防犯カメラ増設 食の安全強化
みやぎ生協(仙台市)は6日、外部からの商品への異物混入を防ぐため、
宮城県内の全45店などに防犯カメラ340台を増設することを決めた。
中国製ギョーザ中毒事件を受けた「食の安全」対策の一環。
カメラ台数を3倍近くに増強するほか、海外生産加工食品の抜き打ち農薬検査も新たに導入する。
カメラは県内全店と共同購入の全10支部、共同購入用の生鮮セットセンター(宮城県富谷町)で、
商品搬入口や集荷ライン、冷蔵室入り口などに設置する。
既設のカメラ約200台は万引防止用として主に店内に設置されている。
今回は異物混入の防止を目的に、一般客が入らないような場所にも監視の目を光らせる。
商品の検査・点検も充実させ、対象を全品目に拡大。中でも海外生産加工食品については、
年間100検体の農薬検査を抜き打ちで実施する。対象は200品目で、2年間ですべて検査することになる。
みやぎ生協は2007年10月、青葉区の女性に宅配した「CO・OP手作り餃子」で
異臭を確認しながら、出荷を止めなかった。包装袋から有機リン系殺虫剤パラチオンなどが検出された。
カメラ増設などは6日の総代会で承認された。本年度は「食の安全」対策の新規予算として
1億5000万円を計上、態勢を強化する。
ギョーザ事件の原因はまだ分かっていないが、みやぎ生協は「この際、危機管理をきちんとしたい。
検査内容は競合店と比べても手厚い。改善策で信頼を取り戻したい」と話している。
河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080607t13031.htm ▽過去スレ
【毒物混入事件】 「社会全体で再発防止を」 ギョーザ事件で生協第三者検証委が「残留農薬と同じ性格の問題ではない」と指摘
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1212198992/ 【社会】 毒物混入事件を受けて冷食工場の業界団体が品質管理強化、認定基準を39年ぶり改定へ
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1212615848/