「少林サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチーが、最新作「ミラクル7号」のPRで来日し、6月3日、
「エイリアン展」を開催中の東京・台場の日本科学未来館で、シンチーの息子役を演じたシュー・チャオとともに
記者会見を行った。
小学生のディッキー(チャオ)と工事現場で働く父ティー(シンチー)は、
いまどき珍しいほどの超ビンボー親子。学はなくとも実直な父をディッキーは誇りに思っていたが、
度を越した貧乏のせいで同級生からはひどいイジメに遭っていた。
そんなある日、ティーがゴミ捨て場から地球外生命体を拾ってきたことから、
ディッキーの暮らしに変化が訪れる。
映画は、チャウ・シンチーが初めて挑むSFドラマで、
「アジアにはSFや家族愛を描いた作品が少ないと感じていた。
中国の子供たちにも見てもらえる映画を撮ろうと思った」と経緯を語った。
ちなみに、地球外生命体の“ナナちゃん”は、シンチーが大ファンだというドラえもんを参考に作られたのだとか。
短髪の主人公ディッキーを演じたチャオは、1万人の候補者の中から大抜擢、
私生活でもシンチーと養子縁組を果たし、本当の親子関係を築いている。シンチーについて聞かれたチャオは、
「お父さんは私の師匠。演技について色々教えてもらった」とコメント。
会見の後には、こりん星出身の小倉優子がゲストで登場。
シンチーが「あなたは本当のエイリアン? それともTVドラマの中のエイリアン?」と質問すると、
小倉は少し困ったように「TVドラマのエイリアンではないが、半分エイリアン」と答えたが、
納得がいかないシンチーは「本当に半分エイリアンなの?」と訝しげに聞き返すなど、
2人はその後も全くかみ合わない会話を繰り広げていた。
なお、6月16日まで開催の「エイリアン展」では、地球外生命体“ナナちゃん”を展示。
「ミラクル7号」は6月28日より全国公開。
ソース
http://eiga.com/buzz/20080604/1