日本サッカー協会は4日、都内のJFAハウスでイビチャ・オシム前日本代表監督の
アドバイザー就任記者会見を行った。会見に出席したオシム氏は「向こう側の世界まで行って戻ってきました」
とオシム節で会見を始め、「これまで支えてくれた皆さんに感謝します。今度は私が『頑張れ』と言う番だ。
日本の選手はもっと走らなければならない。技術のある選手も走る量を増やして、考えるスピードを速くして、
プレースピードを速くしなければならない」と、アドバイザーとして早速日本サッカーに注文をつけた。
オシム氏は今後、指導者養成、ユース世代の育成、日本代表チームなど日本サッカー全般に関して
助言などを行う。また、オシム氏は今月行われるユーロ(欧州選手権)2008を視察する予定で、
田嶋幸三専務理事は「オシムさんの経験を生かして日本のために海外サッカー情報を仕入れてもらいたい」
と、オシム氏の広い人脈による情報収集能力にも期待を寄せた。
昨年11月に脳梗塞(こうそく)で倒れ、代表監督を退いたオシム氏は、3月25日に退院。
日本代表やJリーグの試合などを精力的に視察していた。
引用元
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20080604-00000036-spnavi-socc.html