ローマで3日始まった「食料サミット」に参加した各国首脳らを招いて同日夜開かれる夕食会に、
イランのアハマディネジャド、ジンバブエのムガベ両大統領が招待されていないことが分かった。
イタリア紙コリエレ・デラ・セラが伝えた。
夕食会はイタリアのベルルスコーニ首相が主催し、各国首脳のほか国連の潘基文事務総長が
出席するが、イラン核問題やジンバブエの人権弾圧に対する国際的批判に配慮し、両大統領を
招待しなかったとみられる。
一方、ローマ法王庁(バチカン)はベネディクト16世がサミット期間中、各国元首とは誰とも会談
しないと発表した。「全員と会談する時間がない」というのが表向きの理由だが、イタリア各紙は、ア
ハマディネジャド大統領の会談申し込みを断るための口実と伝えている。
またブラウン英首相の報道官は、ムガベ大統領がジンバブエで食料危機を招いているとしてサミット
参加を批判していた。 (共同)
ソース スポニチアネックス
ttp://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080603086.html