ソルベルグ「スバルは復活した!」

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1206@釣りチルドレン9号(080731)φ ★
 新型インプレッサWRC2008を駆り、アクロポリス・ラリーで2位フィニッシュを果たした
ペター・ソルベルグは、チームがかつての栄光を取り戻す過程にあることは間違いない
と断言した。

 先週末の世界ラリー選手権第7戦において、“ハリウッド”ことペターはスタートから力強
い走りを披露し、3日目こそ2位の座を確実なものにするべくペースを緩めたものの、最初
の2日間では10回のトップ5を含めてコンペティティブなステージタイムを何度も記録した。
 結果として得た2位は、彼にとって2月のスウェディッシュ・ラリー以来となるポイントフィニ
ッシュであり、実に12カ月ぶりのポディウムでもあった。ちょうど1年前のこのイベントで3位
に入ってからというもの、彼は一度もポディウムに上がっていなかったのである。

「信じられない気分だ! 最高に嬉しいね。この気持ちをどう言葉にすればいいのか分から
ないよ! こうしてまた戻って来られたのはとてもいいことだし、とても重要なことだ。このク
ルマを用意するためにハードワークを続けてきたチームのおかげだ」とソルベルグ。
「とにかく信じられない。ニューカーでの最初のラリーで2位というのは、決して悪くはないか
らね! このラリーはタフなものになると思っていた。2位フィニッシュは本当に素晴らしい成績だ」
「これこそ、みんなが待ち望んでいた結果だ。フィル(・ミルズ、コ・ドライバー)と僕、そしてチー
ムやファンも含めた全員がね。このクルマにはものすごいポテンシャルがある。本当にすごいよ。
ついに来るべき時が来た。僕らはまたトップレベルへ戻ってきたんだ!」

 最終日の戦術について質問されたソルベルグは、2日目を終えた時点でトップのセバスチャン・ローブ
との差が30秒足らずだったとはいえ、あえてローブとの間のギャップを詰めようとは思わなかったことを認めた。
「このラリーを通じての戦略として、まずクルマをフィニッシュさせることが大事だった。何か手に入れたい
ものがあれば、別なところで少し我慢しなければならない場合もあるのさ。それが安定したペースを保つという
ことだ。クレージーなことは一切しないでね。まだセバスチャンと勝負をする準備が整ったとまでは言えないけど
、ひとまずミスをせず、パンクもしないでいい成績を残せた」
「もちろん、このラリーを前にして、かなりの不安はあったよ。舞台裏ではたいへんなハードワークがあった。でも
、彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。何か波乱があって、たまたまいい成績を残せたわけじゃない。僕らはこのき
わめてタフなコースに新しいクルマを持ち込んで、ちゃんと最後まで走らせることができたんだ」
「このクルマには速さがある。この新しいスバルの今後がとても興味深いね。チームの連中は今も全力で仕事を続け
ている。勝てるようになるには、まだもう少し進歩する必要があるけど、まもなくそれも実現するんじゃないかな」

ソース オートスポーツウェブ
ttp://news2.as-web.jp/contents/news_page3.php?news_no=15664&cno=51&b6Ec=1