【小中学校で「法」教育=東京都教委】
東京都教育委員会は、公正な社会の担い手として
ルールやマナーをきちっと守れる児童・生徒を育成する「法」教育に取り組む方針を決めた。
このほど策定した第2次教育ビジョンで、2012年度までに都内のすべての公立小中学校で法教育を実施する目標を掲げた。
社会のルールやマナーを守ることは本来、学業以前に家庭や地域、学校生活で体験的に身に付けるべき事項とされていた。
しかし、最近は社会的に責任ある立場の親自身がルールやマナーを無視して学校に理不尽な要求をする状況が生まれているほか、
学校内でもルールに基づいた集団生活を送れない児童・生徒が増えているのが実態。そこで、法教育を学校が重点的に指導すべき事項の一つとして
明確に位置付けることにした。
08年度は、教員らによる協議会を設置し、カリキュラム開発を進める。裁判員制度の実施を控えた法務省との連携も視野に入れている。
実際の指導は、社会科や道徳、学校の特別活動の中で実施する方向で、指導のための資料や教員向け啓発リーフレットの作成などを急ぐ。
その上で、09年度から公開授業やシンポジウムを開催。11年度に小学校で、12年度には中学校で、それぞれ個別に法教育を実施する計画だ。(了)
ソース:
http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20080603-2