【日独首脳会談】 米ブッシュ政権が推進するトウモロコシなどを利用したバイオ燃料、食糧生産との競合は好ましくないとの認識で一致

★日独首脳：バイオ燃料、食糧生産との競合は好ましくない

　　６月１日（ブルームバーグ）：ドイツを訪問中の福田康夫首相は１日午後（日本時間２日未明）、
ベルリンの首相府でメルケル首相と共同記者会見を行い、世界的な食糧価格高騰の一因とされる
トウモロコシなどを利用したバイオ燃料生産が食用の穀物生産と競合する状態は好ましくないとの
認識をそろって表明した。７月の主要国首脳会議（北海道洞爺湖サミット）では世界経済、環境など
とともに食糧問題もテーマとなるが、バイオ燃料を推進する米国との間で活発な議論が行われる
ことになりそうだ。

　　会見で、メルケル首相は「食糧生産とバイオ燃料の生産が衝突するような状況になってはいけない。
バイオ燃料開発の（食糧生産を脅かさないための）持続可能性に関する認証制度をつくることも
考えていく必要がある」と強調。福田首相は「農業と競合しないバイオ燃料を考える必要がある。
穀物を使用しない、（農産品の廃棄物などに含まれる）セルロースを使用するバイオ燃料の開発が
急務だと考えている」と述べた。

　　トウモロコシを原料とするエタノールなどのバイオ燃料の利用は、米ブッシュ政権が推進。
シェーファー米農務長官は５月19日の記者会見で、バイオ燃料が米国の食糧価格高騰の原因として
やり玉に挙げられるべきではないとの見解を示したばかりで、日独首脳の発言を受けた今後の
米国側の対応が注目されそうだ。

　　日本外務省幹部は記者団に対し、バイオ燃料が食糧価格高騰の背景の一つにあることは確かで、
これはサミットでの議論の対象になるとの見方を強調した。

　　これに先立ち、両首相は2007年９月に福田首相が就任して以来、初めての日独首脳会談で、
世界経済、環境、アフリカ開発、核不拡散などサミットの主要議題について意見交換。
福田首相は会見で、「サミットで力強いメッセージを発することが極めて大事だということで一致した」
と会談の成果を強調した。

Bloomberg　http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003008&sid=a6Xmj_vP4RdM

▽関連スレ
【環境】 福田首相がメルケル独首相と初会談　温室効果ガス削減で連携確認　約２０年後の「中期目標」の提示を目指す考えを初めて示す
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1212364212/

▽過去スレ
【国際】 ブッシュ米大統領「食糧高騰はインドの所得向上が一因」、インド政府、与野党が「ひどい冗談だ」と猛反発
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1210109408/

ドイツに行ってたのか、わがフクダは

バイオ燃料を中東で作付けできるといいね

アメリカやヨーロッパ、日本は、
バイオ燃料をネタに、石油先物で価格操作

日本の農協もこれくらい活躍してくれ

バイオ燃料用作物を育てるために森林伐採、
ってニュースがあったように思うけど、何のためのバイオ燃料かと。

★『サミット前に中期目標』　温室ガス削減　日独首脳共同会見　首相、骨格提示へ

　【ベルリン＝東条仁史】福田康夫首相は１日午後（日本時間２日未明）、メルケル独首相との
会談後の共同記者会見で、温室効果ガス排出量削減の数値目標について「（７月の）主要国
首脳会議（北海道洞爺湖サミット）前に日本の明確な方針を明らかにする。（２０５０年までの）
長期目標、（２０〜３０年ごろまでの）中期目標の考え方もその中に含まれる」との意向を明らかにした。
　政府は既に、中期目標に関し、具体的数値の年内提示は見送る方針を示しているが、
その骨格はサミットまでに提示される見通しになった。
　これに先立ち、ベルリンの首相府で行われた会談で、両首脳は、サミットの主要議題となる
地球温暖化対策で緊密に連携することを確認。
　福田首相が、温室効果ガス削減に向け、「中国やインドなどの積極的対応を引き出すことが重要だ」
と指摘したのに対し、メルケル首相は「昨年のハイリゲンダム・サミットでの（世界の温室効果ガス
排出量を５０年までに半減させることを真剣に検討するとの）合意を前進させることが重要だ。
ドイツも協力する」と述べた。
　また両首脳は、世界的な食料危機に関し、食料価格高騰の一因となっているバイオ燃料の生産拡大への
懸念を表明。福田首相が「Ｇ８として力強いメッセージを出したい」と述べたのに対し、メルケル首相は
バイオ燃料生産を「食料生産と両立しなければならない」と応じた。福田首相は、北朝鮮やイランを
念頭に「核不拡散体制を強化したい」と表明するとともに、「アフガニスタン、中東、スーダンなどの
平和構築にできる限りの支援をする」と述べた。

日独首脳会談骨子
▼地球温暖化対策で緊密に連携
▼世界的な食料危機に早急な解決策が必要
▼北朝鮮やイランを念頭に主要国首脳会議（北海道洞爺湖サミット）で核拡散防止を訴えることを確認
▼アフリカ支援に関してもサミットで保健、水問題などを焦点化
▼原油高騰、金融市場の混乱に対処　（共同）

東京新聞　http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008060202014505.html

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http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1212403540/