★「埋蔵金」第3者機関で“捜索” 自民税調会長が提案
自民党の津島雄二税制調査会長は1日のNHK「日曜討論」で、
特別会計の積立金などに利用可能な多額の資金が隠されているとする
「霞が関埋蔵金」の有無や、予算の無駄遣いをチェックする
第三者機関の設置を政府に提言したことを明らかにした。
第三者機関は土光臨調(故土光敏夫氏を会長とした中曽根政権下の
臨時行政調査会)の平成版を想定。「まずは無駄遣いをなくすべきだ」と
増税の先送りを求める意見の妥当性を先に検証することで、
消費税増税を含む税制抜本改革を議論しやすい状況をつくる狙いがある。
津島氏は番組で「何が無駄かというのは議論がある。
かつて土光臨調でやったように、しっかりした第三者機関をつくって
調べることを提言している」と述べた。
終了後、記者団には「無駄遣いがあるとか、使える費用が眠っている
という話に、納得のいく決着をつけなければならない」と強調。
提言は党執行部の賛同を得ていることを明らかにした。
産經新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080601/plc0806012230005-n1.htm