★自民党本部「6月に決定」 佐賀3区公認問題
次期衆院選の佐賀3区公認問題で自民党選対の菅義偉副委員長は28日、佐賀新聞の取材に対し、
6月中に調整を終え、公認候補予定者を決める方針を明らかにした。自民県連や地元16地域支部は、
保利耕輔衆院議員を公認候補とするよう党選対に要請、本部も「地元の意向を尊重する」としており、
保利氏公認で決着する見通しだ。
同日は佐賀3区の熊本大成唐津支部長らが、今村雅弘県連会長とともに党本部の菅選対副委員長を訪ね、
16地域支部は「保利氏支持で一致している」ことをあらためて報告、早期決定を重ねて要請した。
これに対し、菅副委員長は、現3区支部長の広津素子衆院議員(比例九州)が
「3区の意見を聞いていない」と抗議したことを踏まえ、地域支部長・幹事長が25日に再確認した
「保利氏支持」を文書で党本部に提出するよう求めた。その後の取材で、菅氏は「6月中に調整する」とコメントした。
会談を終えた熊本唐津支部長は「地元の地域支部長・幹事長すべての連名で29日にも文書を提出する」と明言。
広津氏が召集している支部長・幹事長会議については29日、全員の欠席を広津氏側に通知する。
一方、広津氏は古賀誠党選対委員長が出席しないことを明かしたが、「会議は予定通り開く」と決行する構え。
佐賀3区支部の酒井幸盛幹事長は「支部長と相談するが、出席者がなければ、
その前に開く支部総会で公認問題を取り上げ、出席者の意見を県連会長に報告する」と話している。
佐賀新聞
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