【札幌】 じん肺労災補償で不支給続出 診察に虚偽の喀痰を提出 札幌の2病院で医師が気付き診察中止
1 :
ランボルギーニちゃんφ ★:
★じん肺補償問題 診察に偽造喀痰 札幌の2病院、医師気付き中止(05/25 06:53)
札幌の民間病院の診断を受けたじん肺患者の労災休業補償申請で不支給決定が続出した
問題にからみ、申請を代行した社会保険労務士(66)が紹介した複数のじん肺患者が、
同市内の総合病院二カ所で合併症の続発性気管支炎の診察を受けた際、偽造した喀痰(かくたん)を
提出した疑いがあり、医師が診察を拒否していたことが24日分かった。
不支給が続いた民間病院に、社労士が関与したじん肺患者が集中したのはその後間もなくで、
総合病院での診察拒否がきっかけだった可能性が出ている。
複数の医療関係者によると、札幌市内の総合病院の医師は数年前、
社労士の指示で受診に来たじん肺患者数人を診察。
労災の休業補償が得られる続発性気管支炎の可能性があるとして持ち込まれた喀痰を医師が検査した。
その結果、《1》はく離した気管支の細胞がまったくなかった
《2》極端に液体化し、不自然に白濁していた−などの不審点があったという。
医師が患者の一人に問いただしたところ、「社労士から持って行くように言われた」と答えたため、
診察を中止したという。
一方、別の総合病院には数年前、患者一人に社労士が付き添って来訪。
診察に臨んだ医師が、患者から提出された喀痰を見たところ、絵の具などの異物が混ぜられた状態だった。
続発性気管支炎の場合に出る、うみの混じった喀痰に見せかけるためだったとみられ、
医師は診察を拒否したという。
診察に当たったのは、ともに、じん肺患者の診断経験が豊富な医師。社労士の紹介による数人の
患者を診察した医師は「問題点を指摘すると、患者たちはその後、病院に来なくなった」と説明。
別の医師は「(社労士と患者の行為は)到底許されるものではない」と話している。
これに対し、問題の社労士は、患者を両総合病院に紹介したことを認めたが、
「患者に虚偽の喀痰を持ち込ませたり、そうした指示を出したことは一切ない」と否定している。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/94836.html ▽関連ニュース
【社会】じん肺労災補償 不支給続出 民間病院の患者100人が聴覚手帳取得(05/24)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/94660.html 【社会】再検査で34人不支給 じん肺45人の労災補償 道労働局 診断と症状に差(05/23)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/94433.html
2 :
ランボルギーニちゃんφ ★:2008/05/25(日) 10:30:09 ID:???
★再検査で34人不支給 じん肺45人の労災補償 道労働局 診断と症状に差(05/23 06:45)
じん肺患者の労災休業補償給付申請で、札幌市内の民間病院が作成した合併症の診断書と
実際の症状とが異なっているとして、北海道労働局が2004年度から07年度までの
4年間に申請のあった45人のうち、34人に対して補償の不支給を決定していたことが、
22日分かった。同病院などによると、聴覚障害の身体障害者手帳の不正取得疑惑に関与した
札幌の社会保険労務士(66)が、この申請の9割を代行し、患者の紹介などでも関与していたという。
聴覚障害に続き、労災申請でも社労士がかかわって不正が行われていた可能性が浮上した。
労働局は決定のために鑑別診断(再検査)を実施。
専門医によると、じん肺に関する労災申請で鑑別診断は極めて異例という。
労働局は休業補償受給者にも疑義があれば、鑑別診断する方針だ。
労働局などによると、45人は軽中度のじん肺患者で、道内に住む5−84歳の男性。
いずれもこの病院で合併症の「続発性気管支炎」と診断されたが、
労働局は労働者災害補償保険法による鑑別診断命令を出した。9割が炭鉱、鉱山勤務だったという。
この病院の医師(83)などによると、医師は国の基準に基づき、一定割合のうみを含んだ
喀痰(かくたん)が3カ月以上出たなどとして患者を続発性気管支炎と診断。
患者は社労士らを通じ、道内の各労働基準監督署に診断書を添えて休業補償を申請した。
労働局や関係者によると、各労基署が申請者へ通常の手続きの面談調査をしたところ、
診断書の記載と症状とが合致しないなど疑問点が浮上。この医師への照会や地方じん肺診査医の診査の結果、
各労基署は鑑別診断が必要と判断。鑑別診断では患者を5日間、労働局指定の病院に入院させ、
喀痰検査などを実施。34人が続発性気管支炎に当たらないとして、労働局は補償の不支給を決めた。
社労士は数年前からこの民間病院に出入りし、全道のじん肺患者の紹介や申請の代行、
医師への患者の職歴説明などをしていた。取材に対し社労士は「鑑別診断のやり方はおかしい」としている。
労災休業補償は発症時の給与などから算定され、炭鉱や鉱山の元坑内員は年間数百万円に上り、
元トンネル坑内員では1000万円以上の例もあるという。
診断した民間病院の医師は「基準通りに診断し、基準通りに診断書を作成した。いいかげんなことはしていない。
(鑑別診断は)労働局が基準に従ってしていることで、仕方がない。症状が動くこともある」と説明した。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/94433.html
3 :
ランボルギーニちゃんφ ★:2008/05/25(日) 10:30:27 ID:???
★じん肺労災補償 不支給続出 民間病院の患者100人が聴覚手帳取得(05/24 08:12)
札幌の民間病院の診断を受けたじん肺患者が労災休業補償の不支給決定を受けた問題で、
この病院に通う約320人のじん肺患者のうち、聴覚障害不正疑惑に関与した
札幌の耳鼻咽喉科医(73)による診断で聴覚障害の身障者手帳も取得した人が
少なくとも約百人いることが、23日分かった。このうち、約70人が聴覚疑惑発覚後に
手帳を返還している。申請の多くを代行した札幌の社会保険労務士(66)を中心に、
手帳不正取得疑惑と労災問題とが密接に関係している実態が鮮明となった。
複数の関係者によると、聴覚障害の身障者手帳を持つじん肺患者が増えだしたのは、
問題の社労士がこの病院に出入りし始めた数年前からとされる。
約百人のうち、身障者手帳もじん肺の労災休業補償もこの社労士が申請を代行した
患者は少なくとも60数人に上るという。
手帳を持つじん肺患者の中には、手帳の取得者たちを百人規模で集めていたとされる
芦別市内の「仲介役」の元労組幹部(67)がいることも判明。
社労士と元労組幹部が連携して、実際には聴覚障害のないじん肺患者に手帳取得を勧め、
報酬を得ていたとの証言もある。
この民間病院に通っている道央圏の男性じん肺患者は「手帳取得者を見ていて
聴覚に障害があるとは思えず、(社労士らの)勧誘は当然断った」と証言。
別の男性患者も「社労士から『手帳が簡単に取れる病院がある』と何度も声をかけられた」と話している。
これに対し社労士は「私はじん肺や振動病などの労災認定の申請代行が専門で、
空知管内など全道に顧客がいる。その人たちから『手帳を取りたい』という依頼を受けたことはあるが、
私から(問題の耳鼻咽喉科医を)紹介したことは一度もない」と説明している。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/94660.html
4 :
名前をあたえないでください:
こういうのはすぐ名前晒せよ