台湾というと、日本では李登輝氏の主張や動向が大きく取り上げられがちですが、皆さんは2000年に初めて政権交代が
起きた総統選をご記憶でしょうか? 一発の銃弾が命運を分けたともいわれ、半世紀にわたる国民党の一党支配を民進党が
打ち破った、あの選挙です。
この時も、そして陳水扁氏が再選された2004年の総統選の時も、さらに馬英九氏が当選して再び政権交代が起きた
今回も、著者は現地で取材しています。本書は経済記者で新聞社台北支局長を務めた著者が、この8年間に社会・経済の
何がどう変化したのかを検証し、新政権がどこへ向かうのかを探るものです。
その著者が台湾のいまを読み解くキーワードは、「緑」と「青」の「分裂」です。
すなわち、中国からの独立意識が強まった半面、経済的にはむしろ中国との一体化が進んだこの8年の間に、台湾自立
路線の「緑(民進党)」支持者と、中台融和路線の「青(国民党)」支持者に社会は二分され、亀裂が深まったのです。
そのため、馬英九氏は選挙で圧勝したにもかかわらず、その勝利演説を謙虚なトーンで終始させたことを、著者は臨場感
をもって描いています。
さらに本書は、先住民の問題や「第4番目の族群」と呼ばれる新移民の急増など、複雑な対立軸を丁寧にひもといたり、
世界トップシェアも数多いIT産業の強さの秘密に迫ったりするなど、素顔の台湾社会を浮き彫りにしています。
ソース(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080524/bks0805240834002-n1.htm >>1 >皆さんは2000年に初めて政権交代が 起きた総統選をご記憶でしょうか?
>一発の銃弾が命運を分けたともいわれ、半世紀にわたる国民党の一党支配を民進党が
>打ち破った、あの選挙です。
著者は呆けたの?
一発の銃弾が云々は2004年の再選の時じゃないのか?