★中国、EUと経済対話初会合
【北京=高橋哲史】中国政府と欧州連合(EU)は25日、経済閣僚が一堂に会して
貿易や投資などの課題について話し合う「ハイレベル経済貿易対話」の初会合を
北京で開いた。中国はこれまで米国や日本と同様の経済対話を開いており、今回、
EUとも始めたことで三大貿易相手との枠組みが整った。
一方、中国の胡錦濤国家主席はEU欧州委員会のバローゾ委員長との会談で
「中国と欧州が交流を深め、全面的な戦略的パートナーシップを推し進めることは
重要な作用がある」と語った。
ハイレベル経済貿易対話では、中国側は王岐山副首相、EU側はマンデルソン委員
(通商担当)が代表を務めた。中国新聞社によると、エネルギーや知的財産権などが
議題になり、王副首相は「中国と欧州の経済貿易関係は相互補完性が強く、
発展の潜在力は巨大だ」と語った。
EU側は低く抑えられている人民元の対ユーロ相場の上昇を求めたとみられる。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080426AT2M2502J25042008.html