★ペットの肥満増加に注意=獣医師の7割が指摘
ペットフード「サイエンス・ダイエット」シリーズを販売する日本ヒルズ・コルゲート(東京都江東区)は、
全国861人の獣医師を対象に「ペットの肥満に関するアンケート」を実施。
67.6%の獣医師が「ペットの肥満は5−6年前と比べ増加している」と指摘し、
人間と同様に肥満の問題が大きくなっていることをうかがわせる結果になった。
調査によると、動物病院を訪れて肥満と診断されるペットの割合は「1割−3割」という答えが
犬の場合50.9%、猫の場合44.5%でいずれもトップ。
一方で、このうちペットの肥満を自覚していた飼い主の割合は「1割−3割」という回答が27.2%を占め、
飼い主の知らないうちに太っているケースが少なくないとみられる。
同社は肥満が増えた要因について、室内飼育が増えるなど飼う環境の変化、
ペットフードの進化に人間の側が追いつかず、ここ数年急速に“高栄養化”が進んでいると分析。
動物病院や一般のペットショップでのキャンペーンを通じて、ペットの肥満予防、
正しい食事管理を呼び掛けている。
時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=ent2_pet&k=2008032600707