【日経社説】 大臣も処分された防衛省 石破氏は、独善的な姿勢を捨てて改革論議に参加する必要がある
★社説2 大臣も処分された防衛省(3/23)
石破茂防衛相が発表した一連の不祥事をめぐる処分は、巨大組織が直面する問題を映し出している。
対象はイージス艦の情報流出事件や漁船衝突事故、護衛艦「しらね」の火災の3件。
いずれもこの1年間ほどに明らかになった海上自衛隊をめぐる事件である。
私たちは海自の体質を断ち切るには、斎藤隆統合幕僚長(前海上幕僚長)、吉川栄治海幕長を
直ちに更迭し、海自の全組織に緊張感を与える必要があると指摘してきた。今回の処分は斎藤氏を
減給1カ月、吉川氏を減給後に更迭するとした。斎藤氏も遠からず退任するとみられる。
事務方のトップである増田好平防衛次官も減給2カ月、さらに防衛相自身も閣僚給与の2カ月分を
国庫に自主返納する。イージス艦の航海長からの事情聴取をめぐる彼らの説明ぶりが混乱を拡大した
事実を考えれば当然である。
特に石破氏の場合は、国会答弁での矛盾であり、野党側からは辞任要求が出ていた。
閣僚給与の自主返納は、形式的な監督責任ではなく、自らが招いた混乱に対する実質的な責任を
示したと考えられる。
責任のとり方がこれで適切だったかどうかは、これから国会で改めて議論される必要がある。
その際の最も重要な論点は、この処分をきっかけに防衛省・自衛隊が本当に生まれ変われるかどうかだろう。
一連の防衛省改革論議は、昨年起きた守屋武昌前次官の汚職事件の再発防止を考えるために始まった。
守屋事件の原因は、首相官邸の有力者や国防族議員にとりいった結果、省内で独裁的権力を握った
官僚の犯罪であり、根は「政と官」の不適切な関係にあった。
石破氏はこれを防衛省の組織に問題があるとすり替え、組織改革を提起した。
漁船との衝突事故でもそう主張した。防衛省におけるシビリアンコントロール(文民統制)の体現者は
国民から選挙された政治家であるとする考えは確かに正しい。
しかし大臣・副大臣・政務官の4人だけで27万人の組織を統制するのは困難だろう。
石破氏は、独善的な姿勢を捨てて改革論議に参加する必要がある。
自らに対する今回の処分をその意思表示と考えたい。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20080322AS1K2100322032008.html
確かに改革が必要だな
軍法会議の導入、憲兵の強化、スパイ防止法を制定して
不祥事を防止すべきだw
3 :
名前をあたえないでください:2008/03/24(月) 03:28:47 ID:t7d1nXpo
>>2 それじゃあ随意契約も水増し請求も防げないな
>>3 隊内に関しては経済犯罪も憲兵がしょっ引けるようにすればOKだろ。
5 :
名前をあたえないでください:2008/03/24(月) 08:49:03 ID:K96iphta
人を殺しても苦にならない人間じゃないと強い軍隊にはならない。
善悪の判断ができないのは大目に見てやろうよ。
6 :
名前をあたえないでください:2008/03/24(月) 11:46:50 ID:OWOP2/kl
シビリアンコントロールとかわけのわからない単語を使うからよくわからんのだ。
ポリティカルコントロールと言え。
7 :
名前をあたえないでください:2008/03/24(月) 11:49:59 ID:N4Bm3eRU
石破、防衛大臣としては適任だと思うが、あの顔見ると2chのAA思い出して笑ってしまう。
しかし、運がないというか石破が大臣やると不祥事が発覚したり起きたりするな。
8 :
名前をあたえないでください:2008/03/24(月) 12:30:21 ID:NhrDl0Q7
無能官僚どもに嫌われてるからな。
仕組まれたとは言わないが事後の処理に
差があるはず。
文民統制を都合よく曲解してないか。
マスゴミやサヨクは