県は11日、川越児童相談所の男性課長(57)が、知的障害児ら児童71人分の個人情報が含まれた書類を紛失したと発表した。悪用された事実は報告されていないという。
書類は、児童が特別支援学級に入れるかどうか判断するための資料で、坂戸市教委が作成した。同相談所管内の坂戸、鶴ヶ島、毛呂山、越生の4市町の6〜13歳の71人の氏名や通学校名、知能指数、保護者との面談資料などが記載されている。
書類は5日、坂戸市教委が同市内で開いた「坂戸市立小・中学校児童・生徒就学支援委員会」で配布。
持ち出しは原則禁止だったが、出席した課長は「業務に必要」と判断、主催者の許可を得て持ち帰った。
課長は帰宅するため、東武東上線の北坂戸駅から川越駅まで乗車し、
電車内でかばんの中を整理した際、書類を紛失したとみられる。
6日朝、書類がないことに気付き、7日に同相談所長に報告した。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080311-OYT8T00806.htm ※依頼スレ#23より