アジアで進む高齢化を調査・研究するNPO法人が福岡市に設立されたことを記念して、
10日、国際シンポジウムが開かれました。福岡市に開設された「アジアン・エイジング・
ビジネスセンター」は、日本や韓国、中国などで進む高齢社会の調査・研究やビジネスの
創出などに取り組むNPO法人です。10日のシンポジウムには、韓国や中国の研究者ら
およそ100人が出席しました。来賓として挨拶した福岡市の吉田市長は「福岡市でも
高齢化は着実に進行している。生涯、現役で暮らせる街づくりは重要な課題だ」と述べ、
実現に向けて積極的に取り組む姿勢を強調しました。基調講演では、九州大学の
小川全夫名誉教授が「高齢化が進むと今までの社会システムでは立ち行かなくなる。
どう乗り切るか知恵をつけることが必要だ」と述べ、人口減少時代に入った日本の課題を示しました。
九州朝日放送
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