明日香村にある国営飛鳥歴史公園事務所が発注した工事をめぐり、
入札価格を漏らしたとして逮捕された元所長の高松正彦容疑者が、
現金を受け取ったことについて認める供述をしていることが分かりました。
高松容疑者は、公園事務所が発注した「甘樫丘地区のり面防災工事」の指名競争入札で、
入札予定価格を高取町の建設会社「槙峯建設」の社長・槙峯和也容疑者に漏らした疑いで逮捕されました。
弁護士によりますと、高松容疑者は、
同じ容疑で逮捕された国土交通省のキャリアで先輩にあたる上島晃嗣)容疑者に、
電話で槙峯容疑者に予定価格を伝えるように求められたということです。
この時に、上島容疑者は、槙峯容疑者が親しい人物として、
総理大臣経験者や奈良県選出の国会議員の名前を挙げたといいます。
高松容疑者は、大阪地検特捜部の調べに対して「先輩の頼みで断れなかった」と話しているということです。
また「はっきりとは覚えていないが、現金を受け取った」
と現金の授受についても認める供述をしており、特捜部では、贈収賄容疑での立件も視野に入れています。
ソース
http://www.naratv.co.jp/miyomiyo/newsread.cgi 関連スレ
【奈良】談合事件 入札価格が事前に漏れる? / 高取町
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1203437163/