高齢者も障害者も、みんなが暮らしやすい「ユニバーサル社会」への課題を、福祉に詳しい
前衆院議員の八代英太さんに聞いた。
――障害者施策の現状を、どう見るか。
「高齢化で心身の機能が衰える人は増える。また、社会が複雑になるにつれ、心の病も
増えており、だれもが障害を負う可能性がある時代なのだから、セーフティーネットは充実
させなければならない。
すべての国民が尊厳を持って生きられるように、国は責任を果たすべきだ。そのための制度、
法律が作られてはいるが、まだ十分ではない」
――「障害者自立支援法」の評価は。
「障害者も、働いて自立して人生を選択していく――という法律の考え方には賛成だ。
問題は、そのサポートをだれがどうやるか、ということ。サービス利用の1割負担は、所得が
ある人なら抵抗はないが、多くの障害者はなかなか働けないし、いくら働いても収入が少ないと
いう人が目立つ。少額の障害基礎年金に頼ってやっと生活している中で、サービス費用の
1割を待ったなしで引かれるのでは、映画も見られないし、音楽も聴けない。所得保障が
基盤にないと、自立は難しい」
――何が就労の壁になっているのか。
「周囲の『未理解』が、最大の問題だ。障害者でも、様々な能力があり、できることはたくさんある。
企業はそれを見極めないで、国に言われるから仕方なく雇用しているのが現状だ。ドイツでは、
訓練センターで本人の希望を聞いて業種、職種を絞り、必要な訓練や教育を行ったうえで、企業が
雇用する仕組みがある。日本も、もっと企業が社会的責任を重視して、積極的にかかわって欲しい」
――介護保険を若い障害者に拡大する案はどうか。
「行動範囲が限られている高齢者は、一定の基準に基づいて専門家が手厚く介護することが必要だ。
だが、若年障害者はそれぞれに社会生活を営んでいる。やりたい仕事も趣味も千差万別。
一律の要介護認定で支援メニューを決めることはできない。介護保険の財政が苦しいから、保険料
負担を20歳まで広げるために障害者を巻き込むのは間違っている。
ここまでのソース
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/security/20080304-OYT8T00322.htm (続く)
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┃┃┃┣┓ ここまで ┏┫┃┃┃
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