福祉の仕事に携わる最前線の専門職員や福祉の勉強をしている
学生らの研究発表会「日本の福祉現場力を高める研究大会」
(同大会実行委員会主催、東京都社会福祉協議会高齢者施設福祉部会
・埼玉県老人福祉施設協議会など後援)が東京・日比谷公会堂で行われ、
福祉の職場で従事する職員や福祉関係を学ぶ学生ら約千五百人が参加した。
第一部は学生らによる現場力向上のための研究発表。
「子供たちの絵画活動をとりまく環境の重要性についての一考察」
「赤ちゃんポスト〜『ゆりかご』が問いかけるもの〜」などをテーマに、
各グループが発表した。
第二部では、介護福祉士で「笑う介護士の秘伝」の著者の袖山卓也氏、
バリアフリーアドバイザーの濱宮郷詞氏、
女優で実母の介護体験を持つ大沢逸美氏をパネリストに、
「これからの福祉現場を支える人たちに」というテーマでパネルディスカッションが行われた。
主催した同実行委の関係者は「慢性化した福祉業界の人手不足で
働く現場の負担は大きいと思うが、この発表会で、現場で働く人たちや
学生らの向上心と誇りをさらに持ってもらえば」と話していた。
ソース
http://www.saitama-np.co.jp/news03/03/10x.html