県はきょう3日、末期がん患者のための「在宅緩和ケア支援センター」を、県立がんセンター
(名取市)内に開設する。患者や家族の悩みに応えるとともに、適切な医療情報を提供し、
住み慣れた自宅での療養を手助けする。
同支援センターには、臨床心理士や看護師などの専門相談員が常駐する。在宅ケアを
希望する末期がん患者や家族に対し、生活不安や介護上の問題などについて相談に応じる。
近隣地域で受けられる在宅医療サービスなどの医療情報も提供する。
同様な支援センターを設置するのは、東京都と山口県に続いて、全国で3か所目。県内で、
末期がん患者の在宅支援に取り組む医師や、市民団体のメンバーなどで委員会を構成し、
運営に協力する。
支援センターでは、県内の医師や看護師、介護職員などを対象とした講習会も行い、在宅
ケアをめぐる医療機関同士のネットワークづくりも試みる。
県疾病・感染症対策室は「自宅で家族とともに暮らしたいという、末期がん患者の思いを
尊重するため、センターを充実させていきたい」としている。
同支援センターの相談は平日午後1〜4時、面談や電話で受け付ける。
問い合わせは(022・381・1159)へ。
ソース:
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20080302-OYT8T00634.htm 読売新聞 2008年3月3日
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