【記事】独立するべ バーチャル国あきた 第4章・百歳村の人々(秋田魁新報社)[3/3]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1もやし味(080312)φ ★
「100歳になっても介護がいらないお年寄りは、体全体がバランスよく老化していて弱点が少ない。
弱点を早く発見して補強することが大切。さあ、元気な100歳への挑戦を始めましょう」

通称「百歳村」の集会所を巡回して開かれている介護予防教室「挑戦! 元気で100歳クラブ」。
村立診療所に赴任して5年目の若手医師、佐藤太郎が語りかけた。抗加齢(アンチエイジング)医学の専門家だ。

独立後に「“超寿”宣言―美しく年を重ねる」を国是に掲げた秋田国。「介護がいらない元気高齢者の
割合90%以上」を数値目標として、介護予防活動に取り組んだ。佐藤の講話が続く。

「抗加齢医学は治療ではなく、機能が衰えている皆さんの“危険個所”をあらかじめ修復しておくと
考えてください。柱は体がさび付かないようにする抗酸化療法。足りない栄養素を補うサプリメントも
活用します。免疫強化療法やホルモン療法も重要ですね」

「むずがしいもんだごと」―会場から漏れた声に佐藤が返す。「簡単に言えば『もりっと野菜食って、
体を動がすべ』ということ。抗加齢医療に加えて、介護のいらない元気高齢者になるために必要なことです」

保健師と栄養士が入ってきた。筋力を付けるストレッチ体操の後、栄養改善や口腔(こうくう)ケアなどを指導。
一通り終わったころにはお昼をちょっと回っていた。

世間話で大笑いしながらゆっくり昼食をとった後は、年1回の「抗加齢ドック」の時間だ。一人ずつ筋年齢や
血管年齢、ホルモン年齢などを測定する検査を行い、老化度の目安となる「身体年齢」をはじき出す。

ここまでのソース:http://www.sakigake.jp/p/special/08/virtual01/virtual04_02.jsp
(続く)
2もやし味(080312)φ ★:2008/03/03(月) 19:03:54 ID:???
>>1ソース続き)
「村長さんの身体年齢は75歳。この調子ならもう1期務めても大丈夫だね」。100歳を迎えたばかりの
村山重千代村長は「最近は血圧も安定してきたス」と、相好を崩した。

村山は処方されたサプリメントを受け取り、佐藤に別れを告げた。帰路思い出したのは、かつての秋田県時代だった。

当時の県民の平均寿命は全国最下位レベル。がん、脳卒中、心筋梗塞(こうそく)の三大死因による
死亡率は常に全国上位。「秋田県民になれば三大疾病で早死にする確率が高い」とまで言われたものだ。
独立後も要介護者の増加に歯止めがかからず、老人医療費が財政を圧迫していた。

「生涯元気の高齢者があふれる村にしたい」。そんな願いを胸に秘めていた村山が知人から紹介されたのが
佐藤だった。佐藤は究極の予防医学とされた抗加齢医学の重要性を力説。
当初は半信半疑だった村山も、次第にのめり込んでいった―。

会場を見回していた佐藤が尋ねた。「北林さんはいないのかな」。「北林さん、いつも『介護予防なんか
おれには関係ない』って言っているから…」。女性が申し訳なさそうに答えた。

本当に参加してほしい人が来てくれない。いつも頭を悩ませてきた問題だ。無関心な人に一歩踏み出して
もらうためには何が必要だろうか。佐藤はぼんやりとそんなことを考えていた。

ソース:http://www.sakigake.jp/p/special/08/virtual01/virtual04_02.jsp
さきがけ On The Web 2008年3月3日
依頼スレ#435より
3名前をあたえないでください:2008/03/03(月) 19:27:29 ID:DfsXAqsh
これはこれで、ある意味テロだな。
4名前をあたえないでください:2008/03/03(月) 19:37:01 ID:AUsJeR6r
おもいっきしフィクションじゃん。
5名前をあたえないでください:2008/03/03(月) 20:02:06 ID:rqQ90ruD
信濃毎日新聞でいう民が立つと同じ特集か
6名前をあたえないでください:2008/03/05(水) 01:34:53 ID:AxdtI4W1
バーチャ飽きたからリアルで独立するんかと
7遐邇新聞ファン
転ばぬ先の杖・・・予防医学でしょうか。
細菌のゲノムを完全合成し、人工生命・・・も予防医学の一環でしょうか。

詳述すればー国際協力プロジェクトだったヒトゲノム計画に対して,ベンチャー企業としてほぼ同時に解読終了を宣言したあのベンター(Craig Venter)が、バクテリアのゲノムを完全に化学合成。
まだ,人工生命が誕生したというわけではないのですが,そのための第一歩になる成果と思われます。

但し、倫理の問題がありますので、国民的な合意が必要になると考えます。

★Complete Chemical Synthesis, Assembly, and Cloning of a Mycoplasma genitalium Genome
*Daniel G. Gibson, Gwynedd A. Benders, Cynthia Andrews-Pfannkoch, Evgeniya A. Denisova,
Holly Baden-Tillson, Jayshree Zaveri, Timothy B. Stockwell, Anushka Brownley, David W. Thomas,
Mikkel A. Algire, Chuck Merryman, Lei Young, Vladimir N. Noskov, John I. Glass, J. Craig Venter,
Clyde A. Hutchison, III, Hamilton O. Smith*
●We have synthesized a 582,970?base pair Mycoplasma genitalium genome. This synthetic genome,
named M. genitalium JCVI-1.0, contains all the genes of wild-type M. genitalium G37 except MG408,
which was disrupted by an antibiotic marker to block pathogenicity and to allow for selection.
To identify the genome as synthetic, we inserted "watermarks" at intergenic sites known to tolerate
transposon insertions. Overlapping "cassettes" of 5 to 7 kilobases (kb), assembled from chemically
synthesized oligonucleotides, were joined by in vitro recombination to produce intermediate assemblies
of approximately 24 kb, 72 kb ("1/8 genome"), and 144 kb ("1/4 genome"), which were all cloned
as bacterial artificial chromosomes in Escherichia coli. Most of these intermediate clones were sequenced,
and clones of all four 1/4 genomes with the correct sequence were identified. The complete synthetic
genome was assembled by transformation-associated recombination cloning in the yeast Saccharomyces
cerevisiae, then isolated and sequenced. A clone with the correct sequence was identified. The methods
described here will be generally useful for constructing large DNA molecules from chemically synthesized pieces and also from combinations of natural and synthetic DNA segments.
The J. Craig Venter Institute, Rockville, MD 20850, USA.