●足湯でレジオネラ菌に感染
鹿児島県内の足湯を清掃していた同県の50代の男性が昨年、レジオネラ菌に感染し、
肺炎にかかって入院していたことが県環境保健センターの調べで29日、分かった。
国立感染症研究所によると、足湯でのレジオネラ菌の感染例は全国初という。
同センターによると、男性は昨年8月22日、ボランティアで足湯の清掃に参加し同30日に発熱、
9月4日、レジオネラ菌による肺炎と診断された。既に回復している。
マスクをせずに浴槽のぬめりを高圧洗浄器で掃除した際に、レジオネラ菌を含んだ水滴を吸い込み感染したとみられる。
浴槽水からは、レジオネラ菌が検出された。
同センターは「足湯につかっていて感染することはないが、実態を調査し、管理や清掃方法の基準を考えていきたい」としている。
■日刊スポーツ
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