【タイ】タクシン氏「政治に関与しない」 数千人、帰国を歓迎するも報復を恐れる人も

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1六尺兄貴(080312)φ ★
タクシン氏「政治に関与しない」 数千人、帰国を歓迎
2008年02月28日20時40分

 06年9月のクーデターで失脚したタイのタクシン元首相(58)が28日、1年5カ月ぶりに帰国した。
会見で元首相は、国有地を不正に取得したとして起訴された罪について無実を訴え、
裁判で徹底的に争う姿勢を示した。政治への関与についてはこれまでと同様に否定した。
一方、空港には数千人の支持者らが詰めかけ、元首相の帰国を歓迎。存在感の大きさを改めて証明した。

 同日午後、会見に臨んだ元首相は「無実を証明し、
不当に傷つけられた私の名誉を回復するために帰国が必要だった」と述べ、
3月12日に初公判が開かれる裁判での起訴事実を否定。
また、「政治には関与しない。今後は一般国民として暮らし、タイで死にたい」と話し、
帰国を復権への動きと警戒する反タクシン勢力の動きを牽制(けんせい)した。

 この日午前10時(日本時間正午)前に帰国した元首相は、空港からそのまま裁判所に連行され、
約800万バーツ(約2800万円)を支払って保釈された。さらに証券取引法違反の嫌疑を捜査している
特別捜査局にも出頭し、100万バーツ(約360万円)を支払って保釈された。
当局は4月までに同罪で起訴するかどうか判断するという。

 一方、元首相の帰国は、今も根強く残る多くの熱狂的な支持者らに歓迎された。
空港の外には早朝から数千人が集まり、「お帰りなさい」と書かれた垂れ幕も。
元首相は空港から車で裁判所へ連行される際、支持者に向かって地面にひざをつけて深々とおじぎし、感謝を表現した。

 自営業者のキアットさん(42)は、家族5人を連れてタイ北部のスコータイからやってきた。
「この日を待っていた。だれもが医療を受けられる制度を作るなど、貧しい人のために政治をしてくれた。
できれば、再び首相になってほしい」

 バイクタクシーのドライバーたち数百人も、隊列を作って姿を現した。
タクシン氏は首相時代、マフィアや警察官による「ピンハネ」を撲滅し、彼らの生活を助けた経緯がある。
バンコクで営業するナロンさん(35)は「うれしいのひと言。裁判所で潔白を証明し、再び政界に戻ってきてほしい」と話した。

アサヒ・コムhttp://www.asahi.com/international/update/0228/TKY200802280430.html

今度は広報局長、反タクシン派官僚の左遷相次ぐ
2008/2/28 (16:29)
【タイ】
ジャクラポップ首相府相は28日、首相府広報局のプラモート局長を29日付で
首相府付に異動したことを明らかにした。プラモート氏はタクシン政権を追放した2006年9月のクーデター後、
軍事政権により広報局長に任命された反タクシン派官僚で、タクシン派の政権復帰で解任は時間の問題と見られていた。

 タクシン派のサマック政権は過去数日で、軍政寄りとみられていた法務省特捜局長と
保健省食品薬品委員会事務局長を相次いで左遷している。
タイ発ニュース速報:http://www.newsclip.be/news/2008228_017930.html

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