全国婦女聯合会が27日に発表した調査で、中国家庭の性教育に深刻な欠陥が
あることがわかった。「新華網」が伝えた。
全国婦聯が昨年、全国の未成年者の家庭教育状況について行ったサンプル調査
によると、「セクハラに遭ったらどうするか」という問題について子供たちと
「話し合ったことがない」という保護者は54%にのぼり、「少しだけ話したことがある」
のは29.5%だった。また「思春期の体の変化にどう対応するか」という問題について
子供たちと「話し合ったことがない」という保護者は41.6%で、「少しだけ話したことがある」
のは39.5%だった。
思春期の体の変化を迎えた子供たちは、「どうすればいいかわからない」、
「両親がそばにおらず孤立無援だ」といった感覚に陥りがちだ。思春期の体の変化を
「怖い」と感じる生徒の割合は、女子生徒の方が男子生徒より10%多かった。
http://j.people.com.cn/2008/02/28/jp20080228_84529.html