新潟県北部で農業を営む男性(59)から融資の保証金名目で現金3640万円を
だまし取ったとして、警視庁捜査2課と新潟県警は28日、20〜30代の男4人を
詐欺容疑で逮捕する方針を固めた。他にもこの男性から二千数百万円を詐取
したとみられ、全容解明を進める。男性は昨年4月、遺書を残して自殺している。
調べでは、男らは架空の金融会社を装い、06年12月〜07年4月、融資を申し込んで
きた男性に「手数料が必要」とうそを言い、計3640万円を振り込ませた疑い。
男性は近所の知人ら約50〜60人から金を借りて、総額6000万円前後を振り込んだが、
融資を受けられないまま、男らが名乗った会社名や経緯を書き残して自殺した。
男らは既に、別の詐欺事件で警視庁に逮捕、起訴されている。男性に現金を
振り込ませたことを認める上申書を提出しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000010-mai-soci