◆“金平日, ポーランドで旅行制限措置を受ける”
ポーランドの外務省 “金平日, ワルシャワを出るには許可が必要”
金正日の異母弟であり、ポーランド駐在北朝鮮大使である金平日が、ポーランド国内でも
旅行制限措置を受けているとRFA放送が25日報道した。
ポーランドの外務省のパズコフスキー代弁人が、“昨年9月からポーランド駐在北朝鮮大使
である金平日をはじめとする、すべての北朝鮮の外交官は大使館があるポーランドの首都
ワルシャワから出るために、あらかじめ外務省の許可を受けなければならない”と15日に
RFA放送で明らかにした。
また、“北朝鮮の外交官に適用されたこうした旅行制限は、北朝鮮政府が平壌に駐在して
いるポーランドの外交官に対して、平壌から50km以上離れた地域を旅行するためには北朝鮮
政府の許可を受けなければならないと言ったため、相応の措置を取ったもの”と説明した。
金正日は1970年代に後継者として公認された後、金平日を含め、'枝'に分類された異母兄弟
に海外の公館勤務を命じた。金平日も1979年から外交官活動を行い、平壌を発って海外を転々とした。
これについてポーランドの外交関係者は、“平壌に駐在しているポーランドの外交官が、
数年前から生活必需品の購入のために中国によく出入りした”と述べ、 “これに不満を抱いた
北朝鮮政府が、北朝鮮に駐在している他のヨーロッパ連合の外交官よりも厳格な旅行制限措置を、
ポーランドの外交官に下したようだ”と語った。
この関係者は“平壌に駐在しているすべての国の外交官は、平壌以外の地域を旅行するためには
北朝鮮の外務省の許可を得なければならないが、特別に軍事的に敏感な地域を除き、外交官の
旅行要請は大部分承諾されてきた”と説明した。
したがって、“北朝鮮の外務省がヨーロッパ連合の国家の中でも特別に北朝鮮との関係がよいと
知られていたポーランドの外交官に厳格な旅行制限措置を下したのは異例”と指摘した。
http://www.dailynk.com/japanese/read.php?cataId=nk00100&num=1925